今日は69年ぶりの祇園祭の後祭りが出る・・それに因んで
2014年7月24日 | Posted by juho under いけばな |
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自分の話をあまりしない私ですが、昔の祇園祭の様子をちょっと・・母の妹が(叔母)大阪から京都下京区へ嫁ぎました、70数年前。。私が5~6歳の時、叔母は寂しかったのか、春休み、夏休み、冬休みになると私を呼び、わたしも喜んで、1週間~10日程家の手伝いがてら、遊びがてらに行っていました、祇園祭も毎年、叔父の姪といつも連れてくれまして、楽しい夏休みのひと時でした、今考えて見ると現在のようにあのようにワアワアと言う状態ではなかったように思います、皆浴衣を着て日暮れになると出かけたと思います、しかしす~す~と鉾を見ながら通れたと思います、京都の風情が濃厚で京都の方が、一丸となって祇園祭を支えて居られて、見世物のようには思われなく、荘厳な感じさえ感じました、又辻、辻に入りますと町内のでしょうか、小さい鉾と言いますのか、御みこしがデンと道の真ん中においてあり、まだまだ車なん走っていない時代ですから、日が落ちるとやはり灯が点されそれが各道に安置してあるのです、又室町の方でしたか、各家が表から見えるように家宝の屏風など飾り、入り口にはそれは大きな大きないけばなをしつらえ、打ち水をし皆さんに観てもらっておられました、それが私の祇園祭の風景です、私の頭の中の祇園祭とあまりにも違いますので、行きたくありません、そっと60年前の祇園祭を思っています、
しかし又ご縁があり、いけばな未生流笹岡家元が10歳の時お稚児さんで長刀鉾に登られ大役を果たされました、それから毎年粽を授けて下さり2年前には長刀鉾にお渡りする所まで上がらせて頂き一生の思い出を作らせて貰いました、祇園祭、万歳!
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