それでも、いけばなでは「投入れ」と申します
2012年11月4日 | Posted by juho under おけいこ |
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昨日のいけばなの記事の中で、瓶に「突っ込むことしかできなかった」ご自分を恥ずかしく感じてらっしゃった生徒さんのお話しを書きました。
ただ、いけばなでは、剣山を使用せずに瓶や壺などの背の高い花器にいけるものを「投入れ」と呼びます。
これは、民衆のいけばなとして発展してきた「生花(せいか)」がさらに西洋の花材と出会い革新が起きる時代に、仏花から派生した古い時代の「たて花」や「立花」のように堅苦しいしきたりのある活け方へのアンチテーゼとして、「投入れ」という小粋でいなせな呼び方がなされるようになったのではないでしょうか。
しかし、いくら「投入れ」といっても型はありますから、決して「突っ込み」はしないで下さいね。(笑)
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